【python3 初心者】Argparseの使い方を簡潔に説明

鳥

こんにちは,ティロといいます.

python修行中で,研究室の先輩のコードを読んでいると

よくargparseが出てくるのでコードベースでまとめました.

また詳しい解説はこちらから

argparse — コマンドラインオプション、引数、サブコマンドのパーサー — Python 3.9.4 ドキュメント

argparseとは

argparseとはコマンドラインで引数を受け取ることができるpythonの標準ライブラリです.

pipでインストールする必要はありません.

コマンドラインの引数とは以下のように実行する際に指定できる引数です.

argparseの使い方

まずargparseをimportします.

argparse.ArgumentParser()を書き,add_argumentで引数を追加できます.

descriptionは書かなくても大丈夫です.

-hとすることで指定できる引数が分かります.

またdescriptionを書いていると-hした際に表示されます.

 

オプション引数

オプション引数は実行時に値を指定しなくも良いものになります.

オプション引数に値を指定しない場合はNoneになります.

オプション引数の定義は以下のようになります.

args.引数名で引数にアクセスできます.

parser.add_argument(‘–引数名’)
 

引数にdefault値を指定したい

以下のようにdefaultを設定できます.

 

引数に型を指定したい

以下のように引数に型を指定できます.

今回は型をintにしました.

testという引数に文字を与えるエラーになります.

引数の説明を書きたい

以下のように引数の説明を設定します.

helpで引数の説明を記述できます.

引数を必須にしたい

引数を必須にしたい場合はrequired=Trueを追加します.

parser.add_argument(‘–引数’,required=True)
 

引数を設定しないとエラーになります.